子供を歯医者嫌いにしないコツ

楽しく歯医者に通いましょう

大人の方でも、「歯医者が苦手」という方は少なくありません。それは過去に、歯科治療で痛い思いをされた経験があるからではないでしょうか。しかし大人も子供も、お口の健康維持に歯科通院は欠かせないものです。

大和市の「深見台中央医院」2階にある歯医者「深見台歯科クリニック」では、お子様に楽しく通院していただくために、お子様の気持ちになってやさしく診療にあたっています。こちらでは、子供を歯医者嫌いしないコツをご紹介しますので、ご両親にもご協力いただければ幸いです。

歯医者嫌いにしない、3つのポイント

歯医者嫌いにしない、3つのポイント

子供が一度「歯医者嫌い」になってしまうと、その後に必要な治療も受けにくくなってしまいます。親御さんには、次の3つのポイントをご理解いただきたいと思います。

Point1.歯医者に行く前に
歯医者に行くことを伝える 子供にも心の準備は必要です。あらかじめ、歯医者に行くということを話しておきましょう。
ウソをつかない 「何もしないよ」「痛くないから」などと、安易にウソをつかないようにしてください。実際に違うことが起きると、子供はだまされた気持ちになり、その後通院したがらなくなってしまいます。
機嫌のいい時間に 小さなお子様の場合、お昼寝やおやつなどの時間は避けてご予約をおとりください。おすすめの時間帯は、午前中です。
Point2.歯医者に来てから
親御さんがリラックスを 親御さんが緊張していると、お子様は不安になってしまいます。まずは親御さんがリラックスするよう心がけましょう。
最後まで治療を受けさせて 治療を嫌がって泣いたり暴れたりしても、すぐに連れて帰ろうとしないでください。「泣く」「暴れる」で、嫌なことから逃げられると思ってしまいます。
「痛くない?」と聞かない お子様が心配になって、つい「痛くない?」と聞きたくなるかもしれません。しかし子供は「痛い」という言葉に反応し、痛みや不安を確認してしまいます。
たくさんほめる 治療を終えたら、「いい子だったね」「よくがんばったね!」とたくさんほめてあげましょう。お子様に自信がついて、今後の治療もがんばれるようになります。
Point3.治療が終わってから
家族みんなでほめる お家に帰ったら、ご家族みんなでほめてあげましょう。たくさんの人にほめられることで、お子様に自信がつきます。
うまくできなくても叱らない もし治療がうまく受けられなかったとしても、叱らないでください。口をあける練習などをしながら、次回はがんばれるよう励ましてあげましょう。
次回の予定を伝える 「次は○日だよ」と、次回の予定を話しておいてください。カレンダーにかわいいシールを貼るなどして、楽しいイメージをつけてあげましょう。

虫歯になるリスクの高い「6歳臼歯」を守りましょう

虫歯になるリスクの高い「6歳臼歯」を守りましょう

6歳ごろに生えてくるはじめての永久歯「6歳臼歯」は、咬む面の溝が複雑で歯みがきがしにくいため、虫歯になりやすい歯です。また生えたての歯は、乳歯・永久歯ともにやわらかいため、とくに注意が必要です。あらかじめ適切な予防処置を行うことで、虫歯から守ってあげましょう。

シーラント

シーラント

レジン(歯科用プラスチック)で、奥歯の溝をあらかじめふさぐ処置です。食べカスをたまりにくくし、歯みがきしやすくなるため虫歯予防につながります。

フッ素塗布

フッ素塗布

歯質を強くする効果を持つフッ素を、歯の表面に塗布する処置です。虫歯菌への抵抗力を高めることができます。子供はもちろん、大人にもおすすめです。